法末天神囃子

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田舎暮らしセミナー

現代人は、誰しも都会の慌ただしい雑踏を抜け出して、田園風景の広がる場所でのんびりと癒されてみたいという願望を持っています。しかし、いざ本当に田舎暮らしをするとなると、そのハードルが意外と高いことに気づきます。

私たち法末天神囃子は、高度成長期を越えて現在に至るまで、近代的な文化に浸食されなかった“法末集落”で、7年間農村コミュニティの創設のための活動を行なってきました。

これまで田舎暮らしセミナーと言うと、不動産の営業を目的とした内容のものが多く、本当の田舎暮らしの姿を知る機会があまりありませんでした。私たちは都市計画の専門家として、まちづくりを行なうことを目的に活動を続けてきました。

本当の田舎暮らしとはどういうものか?そしてそのために必要な知識とは何か?田舎暮らしのために本当に必要な知識を、農村におけるまちづくりを行なって来た立場からみなさんにお届けします。

田舎暮らしの魅力

私たちが活動する法末集落は、東京から車で約三時間。車から降りた瞬間は、それまで居た都会とのあまりのギャップに目眩を覚える程です。そこには、場所だけでなく時間も飛び越えて来たと錯覚するような、日本の原風景が広がっています。日本の本当の田舎は、イギリスの紀行作家イザベラ・バードが「東洋のアルカディア」と称した魅力を今も湛えています。そんな田舎での生活には魅力がたくさんあります。

  1. 健康な暮らし
    • 空気もお米も野菜も美味しく、小鳥のさえずりを聞きながら朝食、満点の星空の下で晩ご飯を食べれれば 心も身体も健康になれる気がします
    • 自然のなかの暮らしは 危険も自分で予測して行動しなければならず、視覚や聴覚など五感と頭脳を活用することで、生命力が鍛え直される気がします。
  2. 歴史ある町の居心地
    • 盆地の小さな町のため、住民がみな知り合いのような暮らし。挨拶で「法末は雪が大変でしょう」といった 相手の名前も住所も分かっているうえでの言葉が交わされる安心感。
    • 人々の仕草や言葉遣いなどに 歴史のある地域の持つ奥ゆかしさがあり、東京でいつも他人に警戒しながら暮らすことで気づかぬうちにこころを閉ざす あるいは攻撃的になりがちな心の鎧がいらない。この居心地の良さは救われる。
  3. 普通に便利
    • 隣の小千谷市にはスーパーや量販店やファミレス ツタヤ そして総合病院と便利で安心な暮らしがある 今、全国のほとんどの農山村では、車さえあれば東京とさほど遜色ない暮らしができる インターネットがあれば宅急便の全国網でほしいものが翌日には玄関先に届けられる。
  4. 東京が魅力的に
    • 田舎に住んでみて分かったことに 生まれ育った東京の魅力に気づいたことがあります。ビルの灯り、雑踏、都会ならではのこだわり商品など すべてが新鮮で魅力的に映るのです。都会にも田舎にも縛られないことが、両方の良さを素直に受け入れられ、人生が2倍楽しめるメリットがありました。

田舎暮らしの気がかり

以上の利点はお分かり頂けるでしょうが、それでもいなか暮らしを始めるにはいろいろ気がかりなことがあると思います。

  1. 近所つきあい
    • いろいろなしきたりや決まり事など 農村独特の地域社会に馴染めるか、受け入れられるかという心配。
  2. 実際にかかる費用
    • 住宅のリフォームや都会暮らしとは違う様々な支出、つきあいや慣例となっている費用など意外な額の出費があるかもしれません。
  3. 買い物や医療施設のレベル
    • 買い物や医療施設など、都会暮らしのときと比べて、不便や不安が実際には住み始めて分かることがあるでしょう。
  4. 居住環境は守られるか
    • 空き家や耕作放棄地が増え、商店など生活を支える施設が閉鎖されるなど、周辺環境が悪化するかも知れません。

田舎暮らしセミナー

私たちは、これまでの経験を活かして、そうした不安にお答えするべく田舎暮らしセミナーを開催しています。実際に集落の中で生活をして来た私たちが、苦労して来たことやどうやってそれを克復してきたかを語ります。田舎暮らしを考えている方はもちろん、計画はなくても田舎暮らしに興味のある方は、ぜひ一度ご参加ください。

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